高谷社会保険労務士事務所
労務監査で採用活動と社員の定着化を図りましょう。
今や企業イメージは若者にとって重要な視点です。
令和に入り働き方改革が始まりました。
この働き方改革とは,厚生労働省による定義によれば「働く人々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で選択できるようにするための改革」とされていますが,解りやすくいえば「より多くの人が,より生産的に働ける事を目指す取り組み」をいいます。
この働き方改革の背景にあるのは,何といっても「労働人口の減少問題」でしょう。
2050年ごろには,日本は8割社会,すなわち現在の人口の約8割となってしまい1億を切るといわれています。
そうなると必然,このままでは国全体の生産力が低下することは避けられないということで,国と企業が連携して本格的に働き方改革に乗り出すことになったというわけです。
そして目標とする取り組みの内容は,生産年齢に当てはまる人だけでなく,子育て中の女性や高年齢者など,意欲のある人が労働力として活躍できる体制を作り,業務効率化や労働生産性の向上を実現を目指すというものです。
具体的には,政府は働き方改革を実現するため,以下の3つの課題をクリアしていかなければならないとされています。
1.非正規労働者の冷遇
2.長時間労働
3.単線型キャリアパス
上記のうち解りにくい3の単線型キャリアパスというのは,日本で長く続いている新卒採用や終身雇用などを前提にしたキャリアアップの道筋のことです。つまり、現在の就業システムでは、一定期間、仕事をし、どのくらいの能力が身についたら,このポストに就くという道筋が決まっています。
そのため,転職を重ねることでキャリアアップしていくアメリカのような国とは異なり,日本では転職や再就職が不利になることが多いです。また、働きたいと考える子育て中の女性や高齢者の就労の妨げになっているのも現状です。そのため,全体として労働力が下がってしまいます。
こういったライフスタイルの多様化に合わせ,柔軟な働き方ができる環境づくりを進めると,これまで労働に参加できなかった人も働けるようになるはずで,つまり,自分に合った働き方を選べるようになれば,自分のキャリアを自分で作ることができ,国全体の生産性の向上も期待できるというわけです。
このような背景から,特に若年世代とって,企業が「働き方」についてどのような取り組みをしているのか?また,少なくとも現行の労働法規を遵守しているのか?という視点に重点を置くようになってきています。なぜなら,一度就職すれば退職を選択することが困難で,自ら前歴を汚すことになりかねないからです。
そうすると企業側は採用活動するにあたり,なるべく求職者側にわかりやすく,かつ周知しなければ,若い世代は,採用活動をするにあたり何らイメージすることができません。
労務監査認証制度は,あらかじめ労務の専門家である社会保険労務士により労務監査を受けて認証してもらうことにより,このような若者世代ほか広い世代に対し,労働環境が適正かつ法令順守されている環境にあることを知らしめるものです。
これからの時代は,採用活動が企業にとって存亡の分かれ目となってしまうといっても過言ではありません。
ぜひ企業イメージを高めるため社会保険労務士による労務監査認証を受けてください。
専門分野
固定観念にとらわれない人事賃金制度を提案します。
現代では年齢に関係なく職責と処遇を与えることが当たり前の時代になってきており,若者世代もそれを求める傾向にあり,単線型キャリアパスではそのような考え方は基本的にできません。
その一方で古くからの専門家は職能資格制度,すなわち社員の一定の基準に当てはめて職責と処遇を与える考え方提唱しています。
ですが,。当事務所ではそのような考え方にとらわれず,経営者のお考えビジョンをヒアリングしながらオーダーメイドで人事賃金制度を提案させていただいております。
経営者の皆様,ぜひ社員のやる気と生産性の向上を図るため,働き方改革してみませんか?
事務所概要
| 事務所名 | 高谷社会保険労務士事務所 |
|---|---|
| 代表者 | 高谷 守亮 |
| 所在地 | 〒7320012 広島県広島市東区戸坂新町2-11-4 |
| 代表番号 | 0822257819 |
| 公式サイト | https://takatani-office.com/ |